- 腕がなかなか太くならない
- たるみが気になってきた
- 効果的なやり方、種目を知りたい
腕は、筋トレしている人していない人でも悩みが出やすい部分です。(男性なら太くしたい、女性なら二の腕のたるみを取りたいなど)
しかし、腕の筋肉は小さく、短期間では効果は出ません。かといって腕は、胸や背中を鍛えると同時に鍛えられているので、大きくしたいからと腕トレもセット数を多くするとオーバーワークになってしまい、返って筋肉の減少につながる可能性もあります。
今回はいかに効率的で腕を鍛える時のおすすめの種目ややり方を解説していきます。
この記事を読むことで、腕トレをやる際にの知識がつき、より効率的に鍛えることができるようになって、理想の腕へと近づくことができます。成長を感じて、より楽しい筋トレライフを楽しみましょう。
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腕トレおすすめ種目6選
筋トレ歴6年の私がおすすめする腕トレは以下のとおりです。
- バーベルカール(二頭筋)
- インクラインダンベルカール(二頭筋)
- プッシュダウン(三頭筋)
- ディップス(三頭筋)
- スカルクラッシャー(三頭筋)
- バイセップカール(二頭筋)
バーベルカール(二頭筋)
バーベルカールは、腕を鍛える種目では王道の種目です。バーベルカールなのでバーベルを使う人もいれば、EZバーを使う人もいます。
基本的には立った状態でします。座ってやると脚にあたってしまい、動作ができなくなるからです。
バーベルカールの良い点は
- 高重量を扱いやすい
- 手幅によって、鍛える場所を変えることができる
- 脚の力を使える
バーベルカールは、腕トレの中でも唯一高重量を扱いやすい種目です。筋肥大を目指している人には必須種目です。
バーベルを握る手幅を変えることで、二頭筋の長頭と短頭を鍛えることができます。どちらも筋肥大には必須なので、交互に鍛えるのがおすすめです。
基本的には脚の力を使うのは良くないですが、極限まで追い込むと腕だけじゃ上がらなくなるので、チーティングといって反動をつけてあげることができるのがバーベルカールの特徴です。基本的には使わない方がいいですが、覚えておくと最後の追い込みをかけやすくなります。
インクラインダンベルカール(二頭筋)
インクラインダンベルカールは、二頭筋にストレッチをかけた状態で負荷をかけることができる種目です。
私は腕を鍛える時は、必ずやる種目であり、おすすめ上位の種目です。
インクラインダンベルカールの良い点は以下のとおりです。
- 高重量を扱わなくてもしっかり効かせることができる
- ケガのリスクが低い
- フォームも覚えやすく、初心者でも鍛えやすい
インクラインダンベルカールは、ストレッチを効かせやすい種目です。なので高重量を扱うより、ストレッチをしっかり意識することで効かせることができるので意識は大事です。、高重量を扱わないので、バーベルカールなどに比べるとケガのリスクも低いです。
一般的に効きやすい種目は、フォームが身につくまでが難しかったりします。
例:スクワットは、しゃがみ方にコツがあったりなど下手なしゃがみ方をすると腰を痛めたりします。
インクラインダンベルカールは、かなり効く種目にもかかわらず、フォームが簡単で覚えやすいです。
慣れない人でも、高重量を扱わなくていいのと、ケガもしにくいので、初心者にはおすすめ種目です。
プッシュダウン(三頭筋)
プッシュダウンはケーブルマシンを使って三頭筋を鍛える種目です。
プッシュダウンはやっている人も多く、人気のある種目です。
プッシュダウンの良い点は以下のとおりです。
- 常に負荷をかけることができる
- 太い腕、引き締まった腕を鍛えるのに最適
- アタッチメントを変えると三頭筋をまんべんなく鍛えれる
プッシュダウンはケーブルを使用します。ケーブルの特徴でもある負荷が抜けないこと。なので常に負荷をかけた状態で三頭筋を鍛えることができます。
三頭筋は腕の3分の2を占めており、太くしたい、引き締めたい人には三頭筋をメインで鍛えることでより効率よく理想の腕に近づくことができます。
三頭筋には長頭、外側頭、内側頭と3つの筋肉でできています。アタッチメントや持ち方を変えることで三頭筋をまんべんなく鍛えることができます。まんべんなく鍛えれるのは、プッシュダウンの特徴の一つでもあります。
ディップス(三頭筋)
ディップスは自重でできる筋トレでありながら、しっかりと負荷をかけることができる種目です。三頭筋を鍛えるなら最初に持ってくるのが最も効率的です。
上半身のスクワットと言われるくらいおすすめの種目です。
ディップスの良い点は以下のとおりです。
- 自重でもしっかりと負荷をかけることができる
- ケガのリスクが低い
- 初心者でも取り入れやすい
基本的にディップスは、自重で行います。全体重が腕に乗るので、負荷がしっかりとかかります。
ダンベルやバーベルを使わない分、ケガのリスクも低く、腕で体を持ち上げるだけのシンプルな動作なので、初心者でも取り組みやすい種目です。効果的な種目なので、初心者に限らず、中級者、上級者も取り入れるべき種目です。
スカルクラッシャー(三頭筋)
スカルクラッシャーはEZバーを使って、三頭筋の外側頭を鍛えることができる種目です。
おでこの前でバーを下ろすので、ミスしたら骨が砕けるという意味でスカルクラッシャーと名前がつきました。
スカルクラッシャーの良い点は以下のとおりです。
- 負荷を感じやすい
- 三頭筋が成長しやすい
- 他の種目の筋トレの質が上がる
スカルクラッシャーは、おでこの前にEZバーを持ってきます。そこで少し止めると、三頭筋に負荷が乗っかっている感覚をもてるので、効かせていることが実感できます。
三頭筋の外側頭は、ベンチプレスなど胸を鍛える種目でも使う筋肉であり、鍛えられることで違う種目にも効果的で質を上げることができます。
ダンベルでやる方法もあるけど、EZバーの持ち手はザラザラで滑りにくくなっているので、やるならEZバーがおすすめです。
バイセップカール(二頭筋)
バイセップカールは、ほとんどのジムにある腕を鍛えるためのマシンでできる種目です。
マシンなのでプレートを付け替える手間がないので、私は最後の追い込みなどで使用することが多いです。
バイセップカールの良い点は以下のとおりです。
- 初心者でも取り組みやすい
- プレートをつける手間がない
- 場合によっては三頭筋を鍛えることができるマシンもある
バイセップカールはマシン種目です。マシンは軌道が決まっており、軌道通りやるだけで鍛えることができるので、ダンベルやバーを扱うのが不安な人にはおすすめです。
重い重量を扱えば扱うほど、プレートのつけるのが大変になってきます。マシンの場合、ピンを指し変えることで重さを変えれるので、より効率があがります。
場合によっては、始動位置を変えることで、三頭筋を鍛えることができます。
私は筋トレを始めた頃は、市営のジムで、マシンがあり、腕の日はよくやっていた種目です。
おすすめ種目6選のやり方【動画付き】
おすすめ種目のやり方を解説します。正しいフォームでやることは筋トレをする際にはとても重要です。
骨格や環境など違うので、基本的なことを頭に入れて、慣れてきたら、少し自分なりにアレンジしてより自分に合うやり方を見つけましょう。
バーベルカールのやり方
バーベルカールのやり方は下記のとおりです。腕トレの中でも唯一高重量を扱える種目です。高重量を扱える分、筋肉に負荷を与えやすいですが、その分ケガのリスクも高いので、しっかりとしたフォームを覚えましょう。
- 脚は肩幅より少し広めにして、姿勢を正して立つ
- 手は肩幅くらいでバーベル(EZバー)を持つ
- ゆっくり肘をまげてバーベルを持ち上げる
- 収縮できるところまで収縮したら、ゆっくり元の位置に戻す
- 目安としては10回
ゆっくりやると、刺激を感じやすいからゆっくりやることがおすすめ!
インクラインダンベルカールのやり方
インクラインダンベルカールのやり方は以下のとおりです。重量よりストレッチを効かせることを意識しましょう。
- ベンチ台を45度に設定して座る
- ダンベルを両手に持ち、まっすぐ下に下ろし、ダンベルがお尻より後ろにくるようにする
- 手首は正面に向けたまま、肘は固定してダンベルを持ち上げる
- 曲げきったら、元の位置に戻す
肘を固定して、反動を使わないで、二頭筋がしっかりストレッチされていることを意識しよう。
プッシュダウンのやり方
プッシュダウンのやり方は以下のとおりです。長頭と短頭を鍛える方法があり、両方解説します。一般的なやり方では、短頭を鍛えることが目的の種目です。
短頭を鍛えるやり方
- ケーブルを一番上に持ってくる
- ケーブル用のストレートバーか二股ロープのアタッチメントをセットする
- 肩幅くらいで立つ
- 少し前傾になり、首からお尻まで一直線に伸ばす
- 腕は肩幅で、脇を閉める
- スタートポジションはおへその前あたりからで、そこから下に押し下げる
- 下げ切ったらスタートポジションにゆっくり戻す
長頭を鍛えるやり方
- 基本的なやり方は同じ
- バーはケーブル用のストレートバーをセットする
- 持ち方は、手のひらが上を向くようにしてもつ
ケーブルはコンタクト種目であり、常に負荷がかかっているのが特徴。ゆっくりとやり、負荷を感じながらやるのがコツ。
ディップスのやり方
ディップスのやり方は以下のとおりです。一般的なやり方は胸の下部を鍛えるやり方であり、三頭筋をメインで鍛えるためには少し変わってきます。しっかりフォームを覚えて、正しく三頭筋に刺激を入れることができるようにしましょう。
- ディップスバーを両手で握り、体を持ち上げる
- 上体は地面と垂直にし、姿勢を伸ばす
- 脚は軽く組み、前に持ってくる
- 肘が90度になるまで曲げる
- 曲げたらスタートポジションに戻る
上体を真っすぐにしてやることが、三頭筋に刺激をメインで与えるコツです。
スカルクラッシャーのやり方
スカルクラッシャーのやり方は以下のとおりです。落とすととても危ない種目なので、まずはフォームをしっかり身に着けてから重量を扱うようにしましょう。
- EZバーに重りをセットし、ベンチ台に座って、ひざ上にバーを置く
- ベンチに横になり、おでこ辺りにばーが来るように構える(脇は閉める)
- 肘は固定したまま、バーを持ち上げる
- 肘が伸びきる手前で止まり、スタートポジションに戻す
肘を伸びきる手前で元に戻すのがポイント。伸ばしきると一旦負荷が抜けてしまうため効率が下がります。
バイセップカールのやり方
バイセップカールのやり方は以下のとおりです。バイセップカールは、マシンなので動作もシンプルで、フォームを安定してできます。
- マシンの重りを設定する(ピンだったり、プレートだったりとジムによって違う)
- パッドに腕を乗せて、グリップを握る
- 曲げきったところでスタートポジションに戻す
マシンならすべてに言えることで、最後まで下ろすと負荷が抜けてしまうから、負荷を逃がさないためにも、ギリギリのところまでしか戻さないことを意識するのがポイント。
腕トレ全般での注意点
腕トレ全般的な注意点は以下のとおりです。
- やりすぎない
- 腕トレをやる日を必ず胸と背中の日から離す
- ストレッチを効かせることを意識する
- 基本的には肘を固定を意識する
やりすぎない
効率よく鍛えるには、胸と背中を鍛えることで、もっと鍛えたい場合は腕トレも取り入れるべきです。ただし、胸と背中でも鍛えているのに、さらに腕を鍛えるとオーバーワークになりがちなのでおすすめは、各部位3セットずつです。
オーバーワークは逆に筋肉を減らしてしまうので、注意が必要です。
腕を鍛えるなら胸と背中を鍛える方が効率が良い理由
- 多関節運動(コンパウンド種目)・・・複数の部位を同時に鍛えれる 胸や背中の種目が多い
- 単関節運動(アイソレーション種目)・・・1つの部位を鍛える 腕や肩の種目に多い
腕トレをやる日を必ず胸と背中の日から離す
胸と背中を鍛えると同時に腕も鍛えれます。胸の日と背中の日から最低でも1日空けてからやるようにしましょう。
感覚を空けないと、筋肉が疲労している状態なので、本来の力を発揮できません。発揮できないということは、胸と背中、腕の筋トレ効率がガクッと下がってしまいます。
ストレッチを効かせることを意識する
筋肥大には重量だけでなく、ストレッチを効かせることも大事です。例えば、高重量を意識しすぎて、可動域が狭くなっていては、筋肉への刺激が少ないです。
しっかりストレッチを効かせることを意識して上で、扱える重量を扱いましょう。
- とにかく重量を上げたいなら、筋力を意識したパワーリフター型トレーニング
- カッコよく引き締まった体にしたいなら、筋量を意識したボディビルダー型トレーニング
ボディメイクを意識して筋トレしている人がほとんど。それならば、重量よりストレッチを意識して筋肉に限界の負荷がかかっていることを意識する方が重要。
基本的には肘を固定する
腕トレは基本的には肘を固定する種目がほとんどです。なぜなら肘を固定することによって、二頭筋と三頭筋にダイレクトに刺激がいくから。
肘がブレることで、刺激も逃げてしまい、筋トレ効率が下がります。一度試してみると刺激の入り方が全然違うのを体感できます。
おすすめ種目の注意点
おすすめ種目の注意点を解説します。ケガするリスクやダイレクトに刺激を入れるためにも、しっかり覚えておきましょう。
おすすめ種目6選
- バーベルカール
- インクラインダンベルカール
- プッシュダウン
- ディップス
- スカルクラッシャー
- バイセップカール
バーベルカールの注意点
バーベルカールの注意点は以下のとおりです。
- 脚、腕の反動を使わない
- 背筋を曲げない
- 持ち上げる時に肩をすくめない
- 戻すときに最後まで戻しきらない
脚、腕の反動を使わない
脚、腕の反動を使うと、高重量を上げやすいですが、二頭筋への負荷が逃げてしまいます。狙っている部位が二頭筋なのに負荷を逃がしていては意味がありません。反動を使わずにできる重量で追い込むようにしましょう。
背筋を曲げない
背筋を曲げることで、腕だけではなく、背筋も使ってしまうことになり、二頭筋への負荷が逃げます。二頭筋に負荷をしっかり負荷をかけるためにも背筋はずっと伸ばしたままでやるようにしましょう。
持ち上げる時に肩をすくめない
持ち上げる時に肩をすくめてしまうと、僧帽筋に負荷が逃げてしまいます。もちろん二頭筋への負荷が逃げてしまいますし、肩こりのような症状も起きてしまいます。狙って僧帽筋を鍛えるならいいですが、意識していない時に鍛えると、謎の肩こりなど勘違いしてしまいます。
肩をすくめるということは、重量が見合っていない可能性もあります。正しいフォームでできる重量を見直しましょう。
戻すときに最後まで戻しきらない
腕を最後まで伸ばしきる人がいます。腕はある一定ラインを超えると負荷が抜けてしまいます。負荷が抜けているのに無理やり戻していると肘などケガのリスクが大きくなります。
腕と地面が垂直になるあたりで負荷が抜けてくるので、戻すのは腕と地面が垂直までにするとケガのリスク、二頭筋への刺激が抜けてないで効率よく鍛えることができます。
インクラインダンベルカールの注意点
インクラインダンベルカールの注意点は以下のとおりです。
- 反動を使わない
- 手首は固定する
- 少し軽めの重量でやる
反動を使わない
反動を使うと二頭筋への刺激が弱くなります。インクラインダンベルカールの良い点は、しっかりストレッチをかけれることです。反動を使わず、伸ばしきった時と戻しきった時は、一旦停止するようにして反動を使わず、ストレッチが効いていることを意識しましょう。
手首は固定する
手首を曲げて持ち上げると、二頭筋への負荷が逃げてしまうのと手首のケガのリスクがあります。手首はしっかりと固定して行うことで、二頭筋への刺激をダイレクトに伝えることができます。
ダンベルを指で握るのではなく、手のひらで握るようにすると、手首を曲げにくくなります。
少し軽めの重量でやる
重量が重すぎると、反動を使ってしまう、可動域が狭くなる、ケガのリスクが増えるなどデメリットの方が大きいです。いつもより少し軽い重量(15回をギリギリできる重量)でやることがストレッチも感じやすく、二頭筋への刺激が入りやすくなります。
軽い重量でもゆっくりとストレッチを意識しながらやるだけでも、しっかり刺激が入っているのを感じます。
プッシュダウンの注意点
プッシュダウンの注意点は以下のとおりです。
- 上半身は必ず前傾姿勢になる
- 戻すときも三頭筋を意識する
上半身は必ず前傾姿勢になる
プッシュダウンは、上半身を前傾にすることで、三頭筋への負荷も高めることができます。また視線も前を見るようにすることで、背筋を伸ばした状態でできるので、より負荷を与えることができます。よくロープなどを意識して下を見てしまう人がいますが、負荷が逃げてしまっているので、気をつけましょう。
戻すときも三頭筋を意識する
ケーブルの特徴でもある負荷が抜けないこと。戻すときもゆっくり負荷を意識することで、より効率を良くします。よく押すときだけ力を入れて戻すときは、ケーブルの力に任せて戻す人もいますが、それではケーブルを使っている意味がなくなるので、戻すときもしっかり負荷を意識しながらしましょう。
無理な重量を扱うと、押すときだけしか意識しづらくなってしまうので、自分の中でも適正重量を見つけましょう。
ディップスの注意点
ディップスの注意点は以下のとおりです。
- 背中を丸めない
- 上半身は地面と垂直にする
- 無理なフォームでやらない
背中を丸めない
ディップスで背中を丸めると、その分負荷が逃げてしまいます。背筋はピンと伸ばしたままやるのが基本です。上半身は固定したままで、肘で上下することを意識しましょう。
上半身は地面と垂直にする
基本的なディップスは、前傾姿勢でやるのが基本です。ただ前傾姿勢は胸の下部を鍛えるのに特化しており、もちろん三頭筋にも刺激が入りますが、胸の下部に入ることで負荷が分散されます。
三頭筋狙いだけでディップスをやるなら上半身は、地面と垂直にすることで三頭筋へダイレクトで刺激が入ります。
無理なフォームでやらない
ディップスは、フォーム自体は比較的簡単ですが、胸や腕の筋肉がある程度ないと、難しい種目でもあります。腕だけで体全体を支えるためです。
無理にやろうとすると、肘や肩を痛めるリスクがあります。無理にやるのではなく、1回1回脚をついてもいいので、正しいフォームですることが大事です。できれば鏡の前でやると分かりやすいです。
スカルクラッシャーの注意点
スカルクラッシャーの注意点は以下のとおりです。
- 重量を無理して上げない
- 最後まで戻さない
- 肘を開かない
- 手首、肘は固定する
重量を無理して上げない
スカルクラッシャーは、三頭筋に効果的な種目ですが、肘をケガすることが多い種目です。最初から無理な重量を扱うとさらにケガのリスクが上がるので、無理のない重量からやりましょう。
また、無理な重量を扱うと、顔の前でやるスカルクラッシャーは、落とすと顔に落ちるので危険です。軽い重量から始め、自分ができる重量から徐々に増やしていきましょう。
私自身、いきなりいけるなと思った重量を扱ったら肘が痛くなりました。なので今は軽い重量からアップして徐々に上げていくようにしています。
最後まで戻さない
戻した時に完全に腕が伸びた状態で、地面と垂直になるまで戻すと負荷が完全に抜けてしまいます。なので腕が完全に伸びる手前で止めるようにしましょう。
肘を開かない
肘が開いてしまうと、三頭筋への刺激が弱くなり、肩にも負担がかかってしまいます。しっかり肘をしめてやることで、三頭筋にダイレクトに刺激を与えることができます。
手首、肘は固定する
手首を反ったり、内側に入れてしまうとねん挫などケガの原因になります。
肘を固定することで、三頭筋への刺激がしっかりと入ります。もしブレていると、違うところに刺激が逃げているので、肘を意識しながらやるといいです。
手首が気になる人は【リストラップ】を使うことをおすすめします。リストラップは、手首を固定してくれる役割があり、ベンチプレスなど手首のケガをしやすい種目で使うことが多いです。
バイセップカールの注意点
バイセップカールの注意点は以下のとおりです。
- 三頭筋をしっかりと台につける
- 曲げきらず、伸ばしすぎない
三頭筋をしっかりと台につける
バイセップカールは、マシンなので基本的には特に注意点はありませんが、強いて言うなら三頭筋を台にしっかりとつけることです。
三頭筋をしっかり台につけることで、安定して行うことができます。しっかり台につけるには、イスを自分の適正な高さに調整し、深く腕をつけることです。
曲げきらず、伸ばしすぎない
最後まで引ききると、負荷が抜けてしまいます。伸ばしすぎると、負荷が抜けると肘などに負担がかかってしまい、ケガの原因にもなります。
なので、どちらも少し手前で止めることで、負荷が抜けずに、効率よく二頭筋を鍛えることができます。
腕トレをする時のおすすめのやり方
腕トレをやる時の私個人的なやり方でおすすめは【スーパーセット法】です。
もちろん、他の部位同様、インターバルを挟んで鍛えるのもありですが、【スーパーセット法「】もかなり効果があります。
スーパーセット法とは?
拮抗する筋肉を連続してトレーニングする方法です。時短にもなりますし、追い込みをかけることができるので、効率よく鍛えることができます。
二頭筋と三頭筋は、腕の反対側にあり、拮抗している筋肉なので、スーパーセットにはもってこいです。
二頭筋を鍛えているときに三頭筋を休ませ、三頭筋を鍛えているときに二頭筋を休ませることができます。なので連続して行ってもオーバーワークにはなりづらいです。
おすすめ種目でのスーパーセット法のやり方の例
- バーベルカール→プッシュダウン→インターバル→繰り返す
- インクラインダンベルカール→スカルクラッシャー→インターバル→繰り返す
組み合わせは、交互になれば何でもいいですが、ベンチ台を使う種目ならまとめてやると、無駄なく鍛えることができます。
今までのやり方がマンネリしてきた人は、スーパーセット法を取り入れることで、より新鮮な気持ちで筋トレできます。
まとめ:腕を効率よく鍛えるには、しっかりとストレッチを意識する
腕トレのおすすめ種目は以下のとおりです。
- バーベルカール(二頭筋)
- インクラインダンベルカール(二頭筋)
- プッシュダウン(三頭筋)
- ディップス(三頭筋)
- スカルクラッシャー(三頭筋)
- バイセップカール(二頭筋)
腕トレは基本的には、肘を固定することで、二頭筋と三頭筋にダイレクトに刺激がいくので、意識しましょう。
腕は、胸と背中を鍛えると同時に鍛えることができ、、腕の日だからといって多くやりすぎるとオーバーワークになりがちなので、基本的には腕のセット数は少なめにするか胸と背中の日から日を空けてやるかで、腕への刺激が効率よく鍛えることができるようになります。
筋トレも大事ですが、筋肉を大きくしたいなら食事も重要です。特にたんぱく質。たんぱく質をうまく摂るには、プロテインがおすすめです。